めもめも

このブログに記載の内容は個人の見解であり、必ずしも所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

マイクロサービス・アーキテクチャーの講義資料

speakerdeck.com speakerdeck.com speakerdeck.com speakerdeck.com 参考資料 engineering.mercari.com

ハングル検定準2級の学習資料

何の話かと言うと わけあって独学で韓国語の勉強をしていて、先日、「ハングル検定準2級」に合格しました。ハングル検定は準2級以降の勉強法が難しい・・・という声を耳にすることがあるので、参考までに学習に使った資料を紹介しておきます。 배우기 準2級…

数学関連の書き物

書籍 技術者のための基礎解析学 機械学習に必要な数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Amazon技術者のための線形代数学 大学の基礎数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Amazon技術者のための確率統計学 大学の基礎数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Ama…

パソコン風のテキストゲームを簡単に作れる React のゲームエンジン

何の話かと言うと 昔懐かしいパソコン風のテキストゲームを簡単に作れるゲームエンジンを React で作りました。こんな感じのブラウザ上で遊べるゲームが作成できます。(ここから遊べます。) 利用手順 まず、こちらの記事に従って、React の開発環境を準備…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート8)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.comこちらの続きです。今回は、プレイ中のスコアの情報を追加して、手番とスコアの情報を表示する Dashboard コンポーネントを追加します。これで、リバーシの実装は一旦完成です。ぱちぱちぱち。 スコア情報の追加 ま…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート7)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の記事の続きです。前回までに、盤面にコマを置けるようになったので、今回は「手番」の概念を導入して、交互に打ち合えるようにします。また、リバーシのルールに基づいて、コマをめくる機能も実装します。 「…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート6)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.comこちらの続きです。今回は、ブランクのセルにコマを置く機能と、盤面の状態をリセットする機能を実装します。 コマを置く処理の実装 前回の Board.js の内容を次のように拡張します。ここでは変更・追加した部分を…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート5)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。次のステップとして、ボードの上にコマを置いて表示する機能を実装しますが、段階的に進めていきましょう。まずは、コマの情報を保存する状態変数を用意して、この内容に応じてコマを表示す…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート4)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回からは、いよいよ Reversi の実装に入ります。まずは、画面の背景に Reversi のボードを表示することにしましょう。 アプリケーションのコードを用意 まずは、これまでと同様にアプリケ…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート3)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回からは、新しいアプリケーションを作成していきますが、まずは、React のビルド処理とパッケージマネージャーについて簡単に説明しておきます。 React のビルド処理 React では、JSX と…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート2)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回は、サンプルアプリケーションを GitHub Pages で公開する手順を説明します。今後作成するアプリケーションも同様の手順で公開することができます。 GitHub Pages の準備 まずは、公開用…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート1)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の記事を自分用のメモ程度の気分で公開したら、思いの外に多数のブックマークやコメントが付いて驚いた上に、「この内容では結局 React やっている人にしか理解できないのでは?」という趣旨のコメントを目にし…

バックエンドエンジニアのための「React の仕組み」の理解方法

何の話かと言うと 普段、UI に関わらないバックエンドのコンポーネントを作っているエンジニアがフロントエンドのコーディングを理解しようとすると、色々と異次元な世界で混乱する(というか何をやっているのかをすぐに忘れる)ので、バックエンドエンジニ…

「JAX/Flaxで学ぶディープラーニングの仕組み 〜 新しいライブラリーと畳み込みニューラルネットワークを徹底理解」が発売されます。

book.mynavi.jpすでにお気づきの方もいるかも知れませんが・・・2019年に発売された「TensorFlowとKerasで動かしながら学ぶディープラーニングの仕組み」の物理本が売り切れ・絶版になっており、現在、電子版しか手に入らない状態です。そんな中、「JAXを使…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート4)

パート3はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート3)

パート2はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート2)

パート1はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート1)

なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャーです。arxiv.orgここでは、JAX/Flax を用い…

順序数の導入例

集合による「自然数」の定義 公理的集合論では、「集合」の概念を基礎として数学を構築することを目指しており、「自然数」の概念すらも集合を使って定義しようと試みます。もう少し柔らかく言うと、集合を使って、自然数の「代替品」となるものを用意できな…

圏論における随伴関係の導入例

線形変換の2つの見方 ベクトル空間 からベクトル空間 への線形変換 は、本質的には、 の基底の集合 の像で決まるので、 から への写像全体」--- (1)と 「 から への線型写像全体」--- (2)は、本質的に同一であり、それぞれの要素の間には 1:1 の対応が付けら…

数理最適化と機械学習を比較してみる

数理最適化 Advent Calendar 2022 の記事です。 何の話かと言うと Pythonではじめる数理最適化 ―ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう―作者:岩永二郎,石原響太,西村直樹,田中一樹オーム社Amazon上記の書籍の第7章では、次のような問題を取り扱…

Surface code の「お気持ち」を解説するメモ

冗長化符号の考え方 一般に、エラー訂正のための冗長化符号には、・エラーを検知する・エラーを訂正するという2つの役割がありますが、当然ながら、すべてのエラーを検知・訂正できる完璧な冗長化符号はありません。重要なのは、発生する確率が高いエラーを…

形式化された証明に関する形式化されない証明

数学基礎論入門 (基礎数学シリーズ)作者:昭二, 前原朝倉書店Amazonこちらの書籍に登場する、 定理7.1 関係 は論理式 で表現されるの「証明」について考えます。まず、表現可能性の定義より、次の2つの「事実」が「検証」できればよいことになります。 1. 2. …

二重級数の順序交換に関する定理

二重数列 について、各行の和 が存在して、さらに、これらの和 が存在するとします。この時、列を先に計算しても同じ値に収束する、あるいは、一列に並べ替えて和をとっても同じ値に収束することが言えます。 定理1 各列の和 が存在して、これらの和は とな…

Quantum Information and Quantum Optics with Superconducting Circuits - Exercise Solutions (Chapter 9)

9.1 (1) So, by setting , we have: where (2) We apply an adiabatic change to . On the other hand, Hence, from the Schroedinger equation , we have: From the definition of , we have: So, --- (2-1)By differentiating the both sides of , So, fro…

Quantum Information and Quantum Optics with Superconducting Circuits - Exercise Solutions (Chapter 8)

8.1 By expanding the tensor product, we have the all possible binary numbers.As discussed in 6.1.4, for a single qubit, Hadamard gate can be implemented as: using the coherent drive: that's on resonance and .To apply it to identical flux q…

Derivation of Input-Output relations for waveguide-QED

Target system The system is similar to the following one.enakai00.hatenablog.comHere we restrict the states with only one excitation (either qubit or a propagating photon). --- (7.13)The Heisenberg equations are: --- (7.14)Using the same a…

Detailed derivation of the Input-Output theory

Basic definitions Think of a system consisted of: A long waveguide with length accommodating a photon field . A small resonator at accommodating an electric oscillation . that has the RWA Hamiltonian (5.60): --- (5.60)where we use the unit…

Quantum Information and Quantum Optics with Superconducting Circuits - Exercise Solutions (Chapter 7)

7.1 Using the unit system and adding constant to the total energy, the Hamiltonian is: The anzatz is: where Then, Hence, from the Schroedinger equation , we have: 7.2 From (5.61), we have a Langevin equation for the qubit's amplitude. We i…

Quantum Information and Quantum Optics with Superconducting Circuits - Exercise Solutions (Chapter 6) : Part2

6.10 (1) Define as: Then, So, the interaction Hamiltonian is: Since: We have: By dropping the non-RWA terms such as , we have: (2) By dropping the third state, we have: For Hence, from the Schroedinger equation: , we have: --- (1) --- (2)B…