めもめも

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2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Quantum Information Theory: Exercise Solutions (Chapter 4)

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Quantum Information Theory: Exercise Solutions (Chapter 2, Chapter 3)

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Bellの不等式に関連する話題一覧

この順で読んでいただけると、順を追って楽しんでいただけると思います。enakai00.hatenablog.com enakai00.hatenablog.com enakai00.hatenablog.com enakai00.hatenablog.com

Bell の不等式と Monogamy について

何の話かと言うと ・[quant-ph/0611001] Monogamy of Bell correlations and Tsirelson's bound上記の論文で示されている下図の結果があまりにも美しくて感動したので、論文内の証明を追ってみたら、これが意外と手強くてあちこちハマったので、自分なりに証…

no-signaling と量子論が実現する確率分布の関係

何の話かと言うと ・[quant-ph/9508009] Nonlocality as an axiom for quantum theory上記の論文では、no-signaling と量子論の関係について語られており、ちょっとおもしろかったので、そのポイントを次の記事の文脈におきかえて説明してみます。enakai00.h…

Bell の不等式の実験が no-signaling である説明

初期状態 Alice が観測量 を観測した後の状態 その後、Bob が観測量 を観測した時に が得られる確率 ()したがって、 は、Alice が何を観測したかに依存しない。

Bell の不等式を破る上限を決定する

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の記事では、Bell の不等式を破る例として、次を上げています。 --- (1)この結果は、観測演算子 を巧妙に選択することで得られたものですが、一般に、観測演算子を自由に選んだ場合、上記の値はどこまで大きく…

量子エントロピー(フォン・ノイマンエントロピー)の性質を古典エントロピー(シャノンエントロピー)と比較して味わう試み

エントロピーの定義 ・古典エントロピー(シャノンエントロピー) を確率分布 に従う確率変数として: ・量子エントロピー(フォン・ノイマンエントロピー) を密度行列 で記述される状態として: ・味わいたいポイント量子エントロピーは、混合状態の量子状…

QCQI Exercise Solutions (Chapter 3)

Quantum Computation and Quantum Information: 10th Anniversary Edition作者: Michael A. Nielsen,Isaac L. Chuang出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2010/12/09メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログを見…

CNOT + Hadamard + π/8 が Turing 完全であることの証明のアウトラインを書いてみた

Turing 完全とは? ここでは、Turing 完全の厳密な定義には踏み込みませんが・・・、AND や OR を組み合わせたいわゆる論理演算回路は、「AND, XOR, NOT」の3種類の演算があれば、これらの組み合わせですべて実現することができます。デジタルコンピューター…

量子計算機と量子情報理論に関する学習資料の(まったくもって個人的な)まとめ

これは何かというと 最近何やら量子計算機の話題がよく盛り上がるということで、一度、まじめに教科書を読んでみたらこれが意外と面白くて、数ヶ月熱中して読み込んでしまいました。特に私の場合は、量子計算機そのものよりも、量子計算機の研究を通じて、昔…

Elements of Information Theory: Solutions (Index)

enakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.comenakai00.hatenablog.com

量子計算のための「テンソル積」入門

何の話かと言うと 量子計算の説明で必ず出てくるのが、 といったヘソマーク を用いた積(テンソル積)です。テンソル積の定義にはいくつかの方法(流派?)があり、個人的には、双対空間を用いた多重線型写像として定義するのがいちばんスッキリするのですが…