めもめも

このブログに記載の内容は個人の見解であり、必ずしも所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ハングル検定準2級の学習資料

何の話かと言うと わけあって独学で韓国語の勉強をしていて、先日、「ハングル検定準2級」に合格しました。ハングル検定は準2級以降の勉強法が難しい・・・という声を耳にすることがあるので、参考までに学習に使った資料を紹介しておきます。 배우기 準2級…

数学関連の書き物

書籍 技術者のための基礎解析学 機械学習に必要な数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Amazon技術者のための線形代数学 大学の基礎数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Amazon技術者のための確率統計学 大学の基礎数学を本気で学ぶ作者:中井 悦司翔泳社Ama…

パソコン風のテキストゲームを簡単に作れる React のゲームエンジン

何の話かと言うと 昔懐かしいパソコン風のテキストゲームを簡単に作れるゲームエンジンを React で作りました。こんな感じのブラウザ上で遊べるゲームが作成できます。(ここから遊べます。) 利用手順 まず、こちらの記事に従って、React の開発環境を準備…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート8)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.comこちらの続きです。今回は、プレイ中のスコアの情報を追加して、手番とスコアの情報を表示する Dashboard コンポーネントを追加します。これで、リバーシの実装は一旦完成です。ぱちぱちぱち。 スコア情報の追加 ま…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート7)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の記事の続きです。前回までに、盤面にコマを置けるようになったので、今回は「手番」の概念を導入して、交互に打ち合えるようにします。また、リバーシのルールに基づいて、コマをめくる機能も実装します。 「…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート6)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.comこちらの続きです。今回は、ブランクのセルにコマを置く機能と、盤面の状態をリセットする機能を実装します。 コマを置く処理の実装 前回の Board.js の内容を次のように拡張します。ここでは変更・追加した部分を…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート5)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。次のステップとして、ボードの上にコマを置いて表示する機能を実装しますが、段階的に進めていきましょう。まずは、コマの情報を保存する状態変数を用意して、この内容に応じてコマを表示す…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート4)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回からは、いよいよ Reversi の実装に入ります。まずは、画面の背景に Reversi のボードを表示することにしましょう。 アプリケーションのコードを用意 まずは、これまでと同様にアプリケ…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート3)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回からは、新しいアプリケーションを作成していきますが、まずは、React のビルド処理とパッケージマネージャーについて簡単に説明しておきます。 React のビルド処理 React では、JSX と…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート2)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の続きになります。今回は、サンプルアプリケーションを GitHub Pages で公開する手順を説明します。今後作成するアプリケーションも同様の手順で公開することができます。 GitHub Pages の準備 まずは、公開用…

バックエンドエンジニアのための(かどうかは本当はよく分からないけど、とにかく書いてみる)React 入門(パート1)

何の話かと言うと enakai00.hatenablog.com上記の記事を自分用のメモ程度の気分で公開したら、思いの外に多数のブックマークやコメントが付いて驚いた上に、「この内容では結局 React やっている人にしか理解できないのでは?」という趣旨のコメントを目にし…

バックエンドエンジニアのための「React の仕組み」の理解方法

何の話かと言うと 普段、UI に関わらないバックエンドのコンポーネントを作っているエンジニアがフロントエンドのコーディングを理解しようとすると、色々と異次元な世界で混乱する(というか何をやっているのかをすぐに忘れる)ので、バックエンドエンジニ…

「JAX/Flaxで学ぶディープラーニングの仕組み 〜 新しいライブラリーと畳み込みニューラルネットワークを徹底理解」が発売されます。

book.mynavi.jpすでにお気づきの方もいるかも知れませんが・・・2019年に発売された「TensorFlowとKerasで動かしながら学ぶディープラーニングの仕組み」の物理本が売り切れ・絶版になっており、現在、電子版しか手に入らない状態です。そんな中、「JAXを使…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート4)

パート3はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート3)

パート2はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート2)

パート1はこちら。enakai00.hatenablog.com なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャー…

Transformer モデルの仕組みを JAX/Flax で実装しながら解説してみる(パート1)

なんの話かと言うと 最近、大規模言語モデルを用いたチャットシステムがよく話題になりますが、言語モデルの性能が大きく向上するきっかけとなったのが、下記の論文で公表された「Transformer」のアーキテクチャーです。arxiv.orgここでは、JAX/Flax を用い…

順序数の導入例

集合による「自然数」の定義 公理的集合論では、「集合」の概念を基礎として数学を構築することを目指しており、「自然数」の概念すらも集合を使って定義しようと試みます。もう少し柔らかく言うと、集合を使って、自然数の「代替品」となるものを用意できな…