L2 ノルムの最小化
平面上の点の集合 に対して、各点との「ユークリッド距離の2乗の話」
を最小にする点 は、
の条件から、与えられた点の集合の重心に一致することがわかります。
L1 ノルムの最小化
平面上の点の集合 に対して、各点との「マンハッタン距離の話」
を最小にする点 は、
の条件から決まります。上記の偏微分を実行すると、次の条件が得られます。
これは、次のように言い換えることができます。
つまり、 と の差の符号、つまり、 が の右にいるか、左にいるかの合計が 0 になればよく、 として、 の中央値を選択すればよいことになります。 についても同様です。
というわけで、非常にシンプルに問題の答えが得られます。