めもめも

このブログに記載の内容は個人の見解であり、必ずしも所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

オーディエンスの数で伝え方を変えるという発想

あくまで日本国内に限定した話ですが、いわゆる「IT エンジニア」を対象とした専門書は、10,000 部売れればヒット作と呼ばれます。言い換えると、IT エンジニア向けの文書を書いたり話したりする際は、10,000 人に伝わる内容を意識して中身を考えることになります。

実際、私が Zenn で公開している記事では、人気の高いもので 10,000 ビュー前後になることが多いですし、IT ベンダーが開催する大型イベントの来場者数は 10,000 人規模になるので、この数字は感覚としてあっていそうです。

一方、IT に関連した内容ではあるものの、IT エンジニアだけではなく、一般の方にも知ってほしい内容(某 PIVOT の動画など)は、1 つ桁が上がって、「100,000 人に伝わる内容」を意識する必要があります。某 PIVOT の動画は、400,000 〜 500,000 ビューになっていたので、この数字も感覚的にあっていそうです。

私が関わる仕事であれば、対象者数によって、次のような整理ができそうです。

  • 100 人:マニアックなコミュニティイベントなど、「わかる人にだけわかってもらえればいい」という内容、このブログで書いている中でもマニアックな記事
  • 1,000 人 : 小規模なイベントで特定のテーマに関心のある方に伝えたい内容、このブログで書いている中でもわりと一般向けの記事
  • 10,000 人 : 大規模イベントで話す内容や IT の専門書籍として提供する内容、Zenn で書いているやや公式感のある記事
  • 100,000 人 : IT エンジニアに限定しない、一般の方にも伝えたい内容

それでは、ここからさらにオーディエンスの幅を広げるとどうなるでしょうか?

たとえば、(私は出たことはないですが)テレビ番組で話すとなると、さらに桁が上がって、1,000,000 人、もしくは、報道番組など国民全体に広く伝えるものであれば、10,000,000 人を意識することになりそうです。

私にとっては未知の世界ですが、仮に、普段話している内容をこの桁数のオーディエンス向けに伝えるとしたら、どういう言葉で話すことになるのかを考えると、ちょっと物の見方が変わりそうです。——— 1,000,000 人超えの世界を日常的に取り扱っている方と話をさせていただく機会があって、ふとこんな事を考えてみました。