めもめも

このブログに記載の内容は個人の見解であり、必ずしも所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Google App Engine (Standard Environment, 2nd Generation) で Golang の Web Application を作る方法

これは何? Google App Engine (Standard Environment) は 2nd Generation にアップグレードして、GAE 専用の実行モジュール(各言語で用意された GAE 対応の専用ライブラリ等)が不要になり、一般的なライブラリやフレームワークが比較的自由に使えるように…

Quantum Phase Estimation による Order finding アルゴリズム

複数固有値に対する推定 enakai00.hatenablog.com上記の記事で解説した位相推定の量子回路(下図)では、状態 はユニタリ演算子 の特定の固有値に属する固有状態でした。それでは、複数の固有値に対する固有状態の重ね合わせの場合、どうなるでしょうか?結…

量子フーリエ変換を「位相差に情報を埋め込む」という視点で理解してみる

enakai00.hatenablog.com 何の話かと言うと 上記の記事で説明した量子フーリエ変換は、本質的には、 --- (1)という線形変換(ユニタリ変換)を量子回路で実装しただけのことですが、「なぜ (1) の表式が量子回路と相性がよいのか?」という部分を踏み込んで…

Phase Estimator の量子回路を解説してみる(その2)

前回 は量子フーリエ変換を実装した量子回路を紹介しました。今回は、これを用いて、ユニタリ演算の固有値(の位相)を推定する方法を説明します。 逆フーリエ変換 有名な事実ですが、前回説明したフーリエ変換 --- (1)には、逆変換があります。次になります…

Phase Estimator の量子回路を解説してみる(その1)

まずは、Phase Estimator の基礎となる、量子フーリエ変換の実装を解説します。 (離散)フーリエ変換とは? 形式的に言うと、 成分の複素ベクトル を 成分の複素ベクトル に変換する、次の計算式です。 --- (1)このような変換を考えて何が嬉しいのかと言う…

「量子機械学習(Quantum Machine Learning)」とは?

基本的な考え方 量子回路のすべての構成を人間が設計するのではなく、チューニング可能なパラメーターを含む形で量子回路を構成しておき、これが期待する動作を実現するようにパラメーターをチューニングする。古典データを量子状態に変換して入力する場合と…