めもめも

このブログに記載の内容は個人の見解であり、必ずしも所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

Google Colaboratory を用いた演習環境の準備手順

はじめに、Google アカウント(Gmail アカウントと同じもの)を取得しておいてください。まず、下記の ZIP ファイルを展開したものを Google ドライブに保存しておきます。・ml4se_colab.zipGoogle Colaboratory にアクセスして、Google ドライブから下記の…

CIMが基底状態を実現するメカニズム

一般的なアニーリングでは、安定的なスピンの重ね合わせ状態が最初にあって、それを基底状態に向かって状態を変化(収束)させていきます。CIMは、光パルスを利用することで、パルスのエネルギーを徐々に増やして、「不安定なスピンの状態(そもそも光パルス…

Calculations on Coherent States and Squeezed States (4)

Quantum Optics作者: D.F. Walls,Gerard J. Milburn出版社/メーカー: Springer発売日: 2010/02/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るThis is intended to fill some gaps in calculation details in the book above. 5.1.1 Degenerate Para…

Calculations on Coherent States and Squeezed States (3)

Quantum Optics作者: D.F. Walls,Gerard J. Milburn出版社/メーカー: Springer発売日: 2010/02/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るThis is intended to fill some gaps in calculation details in the book above.

お年玉問題をまじめに計算する

何の話かと言うと こまかい条件は忘れたのですが、こんな確率(?)の問題を見かけました。「2つの封筒のそれぞれにお金が入っていて、一方には他方の2倍の金額が入っている。好きな方をあげると言われて、一方を開けたら1万円入っていた。ここで、今ならも…

Calculations on Coherent States and Squeezed States (2)

Quantum Optics作者: D.F. Walls,Gerard J. Milburn出版社/メーカー: Springer発売日: 2010/02/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るThis is intended to fill some gaps in calculation details in the book above. 2.6 Variance in the E…

Calculations on Coherent States and Squeezed States (1)

Quantum Optics作者: D.F. Walls,Gerard J. Milburn出版社/メーカー: Springer発売日: 2010/02/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るThis is intended to fill some gaps in calculation details in the book above. Basic formulas and re…

多体系の密度行列の非対角成分が0になる理由を系に対するノイズ(ランダムな摂動)の観点で説明する

何の話かというと Statistical Physics: Volume 5作者: L D Landau,E. M. Lifshitz出版社/メーカー: Butterworth-Heinemann発売日: 2013/10/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るLandau の Statistical Physics の §6 では、密度行列の非対角成分…

「技術者のための基礎解析学」が発売されます!

www.shoeisha.co.jp『ITエンジニアのための機械学習理論入門』(技術評論社)、そして、『TensorFlowで学ぶディープラーニング入門』(マイナビ出版)を出版させていただいた後、「機械学習に必要な数学をもう一度しっかりと勉強したい!」ーー そのような声…

Lagrangeの『解析力学』についての現代的視点によるメモ

何の話かというと 古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ作者: 山本義隆出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 1997/05/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 81回この商品を含むブログ (17件) を見る上記の書籍において、1788年(初版)/1811年(第…

PRML Figure 8.30 を再現するコード

2次元のイジングモデルに対して、背後からノイズ混じりの画像データを入力します。各スピンは、画像データと同じ方向を向こうとする影響力 C と周りのスピンと同じ方向を向こうとする影響力 J を受けるため、孤立したノイズを除去する効果が得られます。i 番…

機械学習におけるカーネル法について

何の話かというと 機械学習におけるカーネル法の説明で、よく登場するのがこちらの図です。左側の (x, y) 平面上の点を分類する場合、このままだと線形分類器(直線で分類するアルゴリズム)ではうまく分類できないのが、右図のように z 軸を追加してデータ…

PRML Figure 5.21 を再現するコード

何の話かというと A Neural Representation of Sketch Drawings でスケッチの次のストロークを予測するモデルとして、混合ガウス分布が使われており、ガウス分布の混合係数、平均、分散を Latent Variable z を入力とする RNN で計算するという手法が用いら…

DQN implementation for Open AI Gym CartPole-v0

References github.comHands-On Machine Learning With Scikit-Learn and Tensorflow: Concepts, Tools, and Techniques to Build Intelligent Systems作者: Aurelien Geron出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc発売日: 2017/04/09メディア: ペーパー…

TensorFlowのSavedModelに関するメモ

何の話かというと TF1.0から、新しいモデルの保存形式として、SavedModelが導入されました。 (参考)TensorFlow SavedModel このフォーマットの特徴と使い方のTipsをまとめます。 SavedModel形式で保存する方法 典型的には、Experiment APIを利用します。Ex…

「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」が発売されます。

プログラマのためのGoogle Cloud Platfrom入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで作者: 阿佐志保,中井悦司出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2017/06/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る翔泳社より…

データサイエンスに関する初心者向けの参考書

筆者が実際に読んだ(書いた)書籍の中で初心者向けのものを紹介しています。※英語の書籍については、日本語版は読んでいないので、翻訳のクオリティなどは未確認です。 データサイエンスとは? 「そもそもデータサイエンスって何?」という事を理解するのに…

Riemann幾何学ユーザーのための「双対平坦な多様体」入門

www.dlmarket.jp※ 本記事を大幅に加筆した「Riemann幾何学ユーザーのための情報幾何学入門」を上記の書籍に掲載しています。 何の話かというと Riemann幾何学の知識を前提に、「双対平坦な多様体」を自然な形で導入する説明方法ってないかなーと考えていて、…

Using Cloud ML with distributed TensorFlow code

What is this? enakai00.hatenablog.com As I mentioned in the article above, you need to make some modifications on your TensorFlow codes when you train the model with the distributed mode. I will explain some key aspects you need know to wr…

分散学習用TensorFlowコードの書き方

何の話かというと Google Cloud MLを利用して、TensorFlowの分散学習を行う方法です。取り急ぎ、自分用のメモとして公開しておきます。分散学習にはいくつかのパターンがありますが、最もシンプルな「データ分散」の場合を説明します。各ノードは同じモデル…

ネイピア数の導出と極限計算に関する補足

何の話かというと www.yukisako.xyzこちらの記事では、 ―― (1)を満たす は、 ―― (2)であることを導いて、これがネイピア数 の定義に一致することを示しています。この結論は正しいのですが、(1) から (2) を導出する課程で、極限の計算の取扱に不正確な部分…

捩率が0でない「平面」の例

何の話かというと みんな大好きRiemann幾何学では、計量を保存する曲率のある空間(平面)を取り扱いますが、この際、(Riemann多様体の前提として)捩率は必ず0になります。このような捩率0で曲率だけを持つ平面(二次元多様体)の例は、球面などを容易に想…

数学を学ぶ動機に関するポエム

最近ある技術書の筆者の方が書籍紹介のブログ記事の中で「俺は数学が嫌いだ」と言い放たれていて、ひどくショックを受けたので、心の傷を癒やすために、なぜ僕はこんなにも数学が気になって、数学を勉強したくなるか、頭の中を整理してみました。ちなみに僕…

Jupyterノートブック上でJavaScriptからカーネルのコードを実行する方法

qiita.comこれは、jupyter notebook Advent Calendar 2016の10日目の記事です。 何の話かというと IPython.displayモジュールのHTML関数を使うと、次のように、Jupyterノートブック上でJavaScriptを実行することができます。 from IPython.display import HT…

Using Cloud Dataflow to run parallel predictions with your TensorFlow model

Suppose that you've finished training your prediction model with TensorFlow, yeay!Now you have to make predictions with the trained model for tens of thousands of data. How will you do it?I will show you one of possible choices. You can us…

Using Cloud Vision API and Cloud Translation API from Google App Engine

qiita.comThis is a Day 7 entry for TensorFlow Advent Calendar 2016 (in Japanese). It's organized by Japan TensorFlow Users Group (TFUG) :)Recently I had a chance to create a prototype of a photo album application emulating the auto labelin…

導関数が自分自身と一致する指数関数が存在することの説明

何の話かというと qiita.comの3日目の記事qiita.comで、指数関数 において、 「のときの接線の傾きの値」となる をさがすと、それが (ふなひとはちにわ)になるんだよ!という解説があって、ほほぉー、と思いつつも・・・「この関係は のときだけに成り立つ…

Jupyter演習環境の準備手順

この手順では、メモリが4GB以上、CPUが4コア以上の環境を前提としています。 macOSを使用する場合 macOS用のDockerが対応しているのは、Yosemite以降のバージョンです。ここで紹介する手順は、El Captitanで動作確認をしています。 はじめに、Dockerの公式We…

Implementing a counter service with Bigtable

Cloud Datastore is the best friend for App Engine developers, yeay!However, it may be awkward to implement an incremental counter (like AUTO_INCREMENT in MySQL) over Datastore. The good alternative is to use Bigtable to implement a counter…

Cloud DatastoreのEventual Consistencyに関するメモ(google.cloudクライアント編)

何の話かというと Cloud Datastoreに対するQueryは、"Ancestor Query" を使用する事でStrong Consistencyが保証されます。逆に Ancestor Query を使用しなかった場合にどのような現象が発生するのかを雑多にメモしておきます。ここでは、GCEのVMからDatastor…